過去の総会・シンポジウム(第11回~第21回)

※研究発表の要旨は、学会誌『文化人類学研究』に収録されています。


第21回総会・シンポジウム

日時:2020年1月25日(土)12:45~17:20(※12:15開場)
会場:早稲田大学 36号館382教室(戸山キャンパス)

1.研究発表 12:50~13:20

前川明穂(早稲田大学 人間科学研究科)
   現代日本でYOGAする人びと:こころ・からだ・語りから

2.総会 13:20~14:00

3.シンポジウム 14:20~17:20

テーマ “身体の零度”を超えて:ドーピング・パラリンピック・呪術

パネリスト

 竹村瑞穂(日本福祉大学)
    アスリートの身体:ナチュラルとアンナチュラルのはざまで

 渡正(順天堂大学)
    スポーツにおける身体の範囲

 真島一郎(東京外国語大学)
    再び見いだされた《外》: 西アフリカ・稲垣正浩・竹内敏晴

コメンテータ

 小木曽航平(広島大学)

コーディネーター・司会:中嶋哲也(茨城大学)

懇親会 18:00~20:00

会場:早稲田大学戸山カフェテリア

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第20回総会・シンポジウム

日時:2019年1月12日(土)11:20~17:20(※10:50開場)
会場:早稲田大学 36号館382教室(戸山キャンパス)

1.研究発表 11:50~13:20

相馬拓也(早稲田大学 高等研究所)
   地理学系フィールド・サイエンスの描き出す学融合時代の民族誌(エスノグラフィ)
    ―モンゴルとネパールのフィールドを事例に―

近藤宏(立命館大学 衣笠総合研究機構)
   樹が倒れるとき:
    パナマ東部先住民エンベラによる森林伐採と未来のイメージ

河野正治(日本学術振興会/京都大学)
   せめぎあう権威と礼節
    ―ミクロネシア連邦ポーンペイ島における身分階層秩序の動態

2.総会 13:50~14:20

3.シンポジウム 14:20~17:20

テーマ 学会誌の編集から文化人類学コミュニティを再想像する

趣旨説明

 木村 周平(筑波大学)

パネリスト

 三浦敦(埼玉大学)
    ジュルナル・アン・ジュー Journal en jeu、あるいは変容について
     ―『文化人類学研究』をめぐって

 綾部真雄(首都大学東京)
    方法としてのクラシック・モダン
     ―『社会人類学年報』の立場から

 箭内匡(東京大学)
    生きものとしての学術誌
     ―『文化人類学』の編集をめぐる経験から

コーディネーター・司会:箕曲在弘(東洋大学)

懇親会 18:00~20:00

会場:早稲田大学戸山カフェテリア

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第19回総会・シンポジウム

日時:2018年1月20日(土)11:20~17:20(※10:50開場)
会場:早稲田大学 36号館382教室(戸山キャンパス)

1.研究発表 11:50~13:20

伊禮良栄(沖縄県立那覇西高等学校)
   「三線」で奏でる沖縄音楽に関する文化人類的考察
    ―沖縄にとって「三線」とは何か

海老澤圭(早稲田大学大学院 文学研究科)
   ラオス人民民主共和国の都市部における食文化
    ―伝統と革新の狭間にある食生活の一事例

高梨知揚(東京有明医療大学 保健医療学部)
   がん緩和ケアにおける鍼灸治療にみる儀礼的側面

齋藤 正憲(埼玉学園大学人間学部)
   呪術師4人
    ―バングラデシュのコビラージュとパゴール

2.総会 13:50~14:20

3.シンポジウム 14:20~17:20

テーマ 「超‐人類学」―この時代を生きるために

パネリスト

 小田マサノリ(中央大学ほか 非常勤講師)
    人類学を“ルーツ”にする―雑(種の)学としての人類学のちから

 梅田夕奈(都立松沢病院)
    人生の外への出方―生物医学とのはざまで

 久保明教(一橋大学大学院 社会学研究科)
    パケットの中の他性
     ―『ポケモン』と外部なき世界の人類学

コメンテータ

 松村 圭一郎 (岡山大学大学院 社会文化科学研究科)

コーディネーター・司会:木村 周平(筑波大学 人文社会系)

懇親会 18:00~20:00

会場:イル・デ・パン

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第18回総会・シンポジウム

日時:2017年1月21日(土)11:50~17:20(※11:20開場)
会場:早稲田大学 36号館382教室(戸山キャンパス)

1.研究発表 11:50~13:20

齋藤正憲(埼玉学園大学 人間学部)
   陶工、医者になる。
    ―バングラデシュ・ヒンドゥー社会に残された呪術的思考

渡辺浩平(立教大学大学院 社会学研究科)
   米国先住民教会の礼拝集会における「調和」と笑い

伊禮良栄(沖縄県立那覇西高等学校)
   沖縄三線音楽の継承と発展から考える受容性と寛容性

2.総会 13:50~14:20

3.シンポジウム 14:20~17:20

テーマ 「アート」 ―社会実践と文化政策

パネリスト

 高橋雄一郎(獨協大学 外国語学部)
    メモリアル、ミュージアムとパブリックアート

 原聖(女子美術大学 芸術学部)
    ケルト文化圏からアート・フェスティヴァルを考える

 小長谷英代(早稲田大学 社会科学総合学術院)
    「アート」への視点
     ―「フォーク」の文化政策から

コメンテータ

 松本彰(新潟大学 名誉教授)

 俵木悟(成城大学 文芸学部)

コーディネーター・司会:小長谷英代(早稲田大学 社会科学総合学術院)

懇親会 18:00~20:00

会場:イル・デ・パン

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第17回総会・シンポジウム

日時:2016年1月30日(土)11:00~17:30(※10:30開場)
会場:早稲田大学 36号館681教室(戸山キャンパス)

1.研究発表 11:00~13:30

岩瀬裕子(首都大学東京 人文科学研究科)
   スポーツと伝統文化のはざまで
    ―スペイン・カタルーニャ州「人間の塔」を事例として

工藤久貢(早稲田大学大学院 文学研究科)
   観光におけるホストとゲストの関係の揺らぎ
    ―エージェンシーとしての歓待

相馬拓也(認定NPO法人ヒマラヤ保全協会)
   遊牧民を読みとく計量民族誌の射程
    ―モンゴル西部アルタイ高地における家畜放牧技術の行動分析

近藤祉秋(アラスカ大学フェアバンクス校 人類学科)
   来たるべき過去に備えて
    ―アラスカ・アサバスカン社会における生存、生業、リーダーシップ

伊禮良栄(沖縄県立那覇西高等学校)
   多様なアイデンティティを持つことの有効性

2.総会 14:00~14:30

3.シンポジウム 14:30~17:30

テーマ 帝国と混血

パネリスト

 大川真由子(神奈川大学 外国語学部)
    帝国と混血
     ―人類学的視点から

 坂野徹(日本大学 経済学部)
    「混血」の過去/現在
     ―日本人起源論にとって混血とは何か

 飯高伸五(高知県立大学 文化学部)
    帝国後の混血のゆくえ
     ―ミクロネシア「日系人」の越境実践と再生産される親日言説

 水谷智(同志社大学 グローバル地域文化学部)
    「混血」からみた帝国形成
     ―世界史的視座の確立に向けた展望と課題

コーディネーター・司会:大川真由子(神奈川大学 外国語学部)

懇親会 18:00~20:00

会場:Le Cafe RETRO

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第16回総会・シンポジウム

日時:2015年1月31日(土)11:30~17:00(※11:00開場)
会場:早稲田大学 36号館382教室(戸山キャンパス)

1.研究発表 11:30~13:00

小林敦子(明治大学 身体コミュニケーション研究所)
   「津田の盆(ぼに)踊り」における精霊迎えの儀式

齋藤正憲(早稲田大学 文学学術院)
   民族誌にみる土器の生産体制について

山越英嗣(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   「芸術=文化システム」を利用した抵抗の実践
    ―オアハカのストリートアーティストを事例として

2.総会 13:30~14:00

3.シンポジウム 14:00~17:00

テーマ 地域社会を創る―人から描く街の民俗誌

登壇者

 阿部年晴(埼玉大学 名誉教授)
    福の民・さいたまから

 關一敏(九州大学大学院 人間環境学研究院)
    福の民・ふくはくから

コメンテーター

 重信幸彦(国立歴史民俗博物館 研究部)

 白川千尋(大阪大学大学院 人間科学研究科)

コーディネーター・司会:内藤順子(早稲田大学 理工学術院)

懇親会 18:00~20:00

会場:Uni.Cafe 125

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第15回総会・シンポジウム

日時:2014年1月25日(土)11:30~17:45
会場:早稲田大学 18号館国際会議場第一会議室

1.研究発表

山崎真之(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   小笠原における人々の移動と生業史

金孝珍(早稲田大学大学院 文学研究科)
   インドネシア・南東スラウェシ州・ブトン島にもたらされたハングル
    ―外来文字導入に際しての当事者たちの「自主性」を再考する

河野正治(筑波大学大学院 人文社会科学研究科)
   歓待の両義性
    ―ミクロネシア連邦ポーンペイの応接行為にみる敬意と敵意

濱雄亮(早稲田大学 人間科学学術院)
   中高生への文化人類学の普及活動の試み
    ―その意義・成果・課題

2.総会

3.シンポジウム

テーマ ヨーロッパ民俗学再考

問題提起

 蔵持不三也(早稲田大学 人間科学学術院)

パネリスト

 伊東一郎(早稲田大学 文学学術院)
    ソヴィエト時代のロシア民俗学

 嶋内博愛(武蔵大学 人文学部)
    ドイツ民俗学と「フォルク」

 竹中宏子(早稲田大学 人間科学学術院)
    独裁政権下のスペインにおける民俗文化研究

 出口雅敏(東京学芸大学 教育学部)
    フランスの民俗文化と博物館

 コーディネーター:蔵持不三也(早稲田大学 人間科学学術院)

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第14回総会・シンポジウム

日時:2013年1月26日(土)12:00~17:15
会場:早稲田大学 18号館国際会議場第一会議室

1.研究発表

田邊元(早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科)
   農民武術に伝承された芸能要素の前景化

古川勇気(東京大学大学院 総合文化研究科)
   生産技術と品質
    ―ペルー、カハマルカ県のチーズ販売戦略を事例として

林敬太(早稲田大学大学院 文学研究科)
   ドイツ南西部の謝肉祭ファストナハトにおける100年の歩み

2.総会

3.シンポジウム

テーマ スポーツ人類学の現在

基調講演

 寒川恒夫(早稲田大学 スポーツ科学学術院)
    スポーツ人類学の現在

パネリスト

 小木曽航平(早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科)
    癒しと健康のグローバリゼーション
     ―タイ・マッサージの医療観光化に着目して

 瀬戸邦弘(上智大学 文学部)
    沖縄諸島における民俗綱引き文化の観光化利用とその伝統保護

 波照間永子(明治大学 情報コミュニケーション学部)
    沖縄の歌謡と舞踊にみる南洋群島・ミクロネシア

 コーディネーター・司会:瀬戸邦弘(上智大学 文学部)

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第13回総会・シンポジウム

日時:2012年1月28日(土)11:30~17:15
会場:早稲田大学 36号館382教室

1.研究発表

高塔娜(早稲田大学大学院 文学研究科)
   多元的医療体系における近代医療と「非」近代医療の統合
    ―蒙医を事例に

齋藤篤(早稲田大学 人間科学部)
   カザフスタン共和国アラル海地域における現地医療環境

小林宏至(首都大学東京大学院 人文科学研究科)
   メディア表象に牽引される民俗知識
    ―福建土楼における日中のメディア表象問題をめぐって

2.総会

3.シンポジウム

テーマ 医療人類学はいかに臨床に貢献できるか?
     ─糖尿病臨床を事例に

パネリスト

 杉本正毅 (糖尿病心理研究所 東京衛生病院)
    糖尿病臨床から見た医療人類学の魅力

 濱雄亮(慶応義塾大学 文学部)
    糖尿病フィールドにおける当事者性と医療人類学研究

 浮ヶ谷幸代(相模女子大学 人間社会学部)
    ケアにおける共同性の構築
     ―病者と医療者と人類学者

 コーディネーター:辻内琢也(早稲田大学 人間科学学術院)

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第12回総会・シンポジウム

日時:2011年1月22日(土)12:30~17:45
会場:早稲田大学 8号412教室(研究集会・総会)、地下1階B107教室(シンポジウム)

1.研究発表

伊藤純(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   消えゆく祭の太鼓・保存される木遣り太鼓
    ―三宅島牛頭天王祭にみる民俗芸能の資源化とその課題

桂川泰典(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   インタビュー時メタ思考の分析によるナラティブデータ複層化の試み

2.総会

3.シンポジウム

テーマ 望ましい環境とは何か

基調講演

 Jeremy Boissevain(アムステルダム大学名誉教授)

    Contesting the Environment: Landscape, Tourism and Civil Society in Malta

パネリスト

 松村圭一郎(立教大学 社会学部)
    飢餓と森林回復
     ―三宅島牛頭天王祭にみる民俗芸能の資源化とその課題

 石塚道子(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科)
    マルティニクにおける相反的な空間認識と空間改変をめぐる社会運動

 橋村修(東京学芸大学 教育学部)
    日本の「旬」をめぐる環境民俗論
     ―地魚、回游魚、地元民

 コーディネーター:蔵持不三也(早稲田大学 人間科学学術院)

 座長:鳥越皓之(早稲田大学 人間科学学術院)

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第11回総会・シンポジウム

日時:2010年1月23日(土)11:30~18:00
会場:早稲田大学 33-2号館第一会議室

1.研究発表

古関光浩(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   院外がんセルフヘルプ・グループが集う場とつながりに関する質的研究

藤井紘司(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   神饌とイーヤチ
    ―八重山諸島の「たねとり」にみる粟と米の盛衰

仲沢隆(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   ツール・ド・フランスにみるグローバリゼーション

稲澤努(東北大学大学院 環境科学研究科)
   水上居民はエスニックグループか?
    ―中国沿海部を事例としたエスニシティ論の再検討

朴周鳳(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
   花郎道の語源とその文化的変容

2.総会

3.シンポジウム

テーマ グローバル化時代の食文化
     ─「米」をめぐって

パネリスト

 小幡壮(静岡県立大学 国際関係学部)
    食文化のなかのグローバル現象
     ―東南アジアの事例を中心にして

 秋野晃司(女子栄養大学 栄養学部)
    グローバル時代の日本の食文化
     ―米の生産と消費をめぐって

 古沢紘造(駒澤大学 経済学部)
    タンザニアにおける食のグローバリゼーション
     ―「ダーウィンの悪夢」をめぐっての方法と実際

 安倍与志雄(パリ高等社会科学研究院)
    米の民族誌
     ―米食形態・調理方法の世界的概観

 総合討論 司会:蔵持不三也(早稲田大学 人間科学学術院)

 コーディネーター:蔵持不三也(早稲田大学 人間科学学術院)

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