過去の研究集会(第1回~第10回)
※研究発表の要旨は、学会誌『文化人類学研究』に収録されています。
- 第10回 鳥越皓之「日本をフィールドとした文化人類学のコミュニティ研究史」ほか(2007年)
- 第9回 平井京之介「仕事を生きる人びと」ほか(2006年)
- 第8回 鶴見太郎「昭和戦前期マルクス主義者が見た柳田民俗学」ほか(2005年)
- 第7回 森山工「永遠・連続・個別」ほか(2004年)
- 第6回 大杉高司「社会主義のキューバで「信じる」ということ」ほか(2003年)
- 第5回 真島一郎「西アフリカ少年兵の体験をめぐる寓話」ほか(2002年)
- 第4回 玉野井麻利子「記憶と歴史の間で」ほか(2001年)
- 第3回 Matthi Forrer「19世紀オランダ人からみた日本」ほか(2000年)
- 第2回 孝寿聡「映像人類学の課題」ほか(1999年)
- 第1回 土田滋「フィールド・ワークから学ぶ」ほか(1999年)
第10回研究集会
日時:2007年7月21日(土)13:00~17:40
会場:早稲田大学 34号館453教室
1.研究発表
吉川太惠子(法政大学大学院 国際文化研究科)
モン(Hmong)族を繋ぐ親族関係(Kinship)とは
―難民として再定住した三カ国の移民社会を通して
北田綾(早稲田大学大学院 文学研究科)
南部ラオスにおけるラオ人の色彩感覚とその変容の研究
―ラオス民族衣装シン(shin)に見られる色彩とデザインパターンの地域性と文化変容
松田俊介(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
草の根プログラム開発活動にみる文化系統
―画像ビューアSusieをめぐる共同体の事例から
加賀谷真梨(放送大学)
「女性のエンパワメント」思想の再検討
―日本統治下台湾の八重山出身女性を事例に
2.講演
鳥越皓之(早稲田大学 人間科学学術院)
日本をフィールドとした文化人類学のコミュニティ研究史
―日本民俗学との方法論的比較
第9回研究集会
日時:2006年7月15日(土)13:30~17:15
会場:早稲田大学 34号館453教室
1.研究発表
東聖子(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
滞日スィク教徒による寺院運営の取り組み
―東京グルドゥワーラーの事例
加藤裕美(京都大学大学院 人間・環境学研究科)
森林資源の利用をめぐる狩猟採集民の市場経済への対応
―ボルネオ・シハン社会の生存戦略
中山三照(大阪観光大学 観光学研究所)
タイにおける潮州系華人の経営倫理と慈善活動
2.講演
平井京之介(国立民族学博物館 民族文化研究部)
仕事を生きる人びと
―北タイ農村の日常的実践
第8回研究集会
日時:2005年7月16日(土)13:00~17:30
会場:早稲田大学 36号館681教室
1.研究発表
箕曲在弘(早稲田大学大学院 文学研究科)
消費の人類学の可能性
―消費を通したモダニティの理解
新井聡(ロンドン大学 東洋アフリカ学院)
大学改革に対する人類学の模索
―英国社会人類学1980年代からの取り組み
キョガニ(早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科)
日治時代における台湾原住民社会の変容
―理蕃政策としての「国語」教育
田所聖志(東京都立大学大学院 社会科学研究科)
パプアニューギニア、テワーダをめぐる境界とアインデンティティ
2.講演
鶴見太郎(早稲田大学 文学学術院)
昭和戦前期マルクス主義者が見た柳田民俗学
第7回研究集会
日時:2004年7月10日(土)13:30~17:15
会場:早稲田大学 36号館681教室
1.研究発表
渡部圭一(筑波大学大学院 人文社会研究科)
「式内社」の成立と文字伝承
小田島理絵(早稲田大学大学院 文学研究科)
南ラオスにおいてフィールドワークを行うということ
福井栄二郎(神戸大学大学院 総合人間科学研究科)
親族集団への帰属と歴史認識
2.講演
森山工(東京大学大学院 総合文化研究科)
永遠・連続・個別
―マダガスカル、シハナカにおける墓と移葬の詩学
第6回研究集会
日時:2003年6月28日(土)13:30~17:15
会場:早稲田大学 55号館N棟大会議室
1.研究発表
高野さやか(東京大学大学院 総合文化研究科)
ADRと法人類学の可能性
立川陽仁(国立民族学博物館外来研究員・日本学術振興会特別研究員)
先住民とサケの語り
竹中宏子(お茶の水大学大学院 人間文化研究科)
ボランタリー・アソシエーションの「伝統化」
―スペイン・ウエスカの祝祭組織「ペーニャ」の形成、変遷そして現在性
2.講演
大杉高司(一橋大学大学院 社会学研究科)
社会主義のキューバで「信じる」ということ
第5回研究集会
日時:2002年7月6日(土)13:30~17:00
会場:早稲田大学 36号館681教室
1.研究発表
菅野敦志(早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科)
戦後台湾における「文化」の位相
―「中華文化復興運動」を事例として
武田俊輔(東京大学大学院 人文社会系研究室)
柳田國男の民謡論
―<声>からの近代批判の可能性と困難
2.講演
真島一郎(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)
西アフリカ少年兵の体験をめぐる寓話
―人類学はそれをどうとらえればよいのか
第4回研究集会
日時:2001年6月30日(土)14:00~17:00
会場:早稲田大学 36号館681教室
1.研究発表
エレガ カロリーナ ヒメネス(早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科)
国際関係論における文化の現れ方
山下夏美(早稲田大学大学院 人間科学研究科)
「文字情報」の価値を支えるものは何か
―明治・大正期作文綴方教育における書体と筆記具の変化をもとに
2.講演
玉野井麻利子(カリフォルニア大学L.A.校 人類学部)
記憶と歴史の間で
―満州帝国(からの引き揚げ)と人類学
第3回研究集会
日時:2000年10月19日(土)14:40~16:10
会場:早稲田大学戸山キャンパス 第一会議室
1.講演
Matthi Forrer(オランダ国立ライデン民族学博物館)
19世紀オランダ人からみた日本
―オランダ国立ライデン民族学博物館所蔵コレクションによる検証
第2回研究集会
日時:1999年12月4日(土)14:00~17:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス マルチメディア演習室
1.研究発表
加原奈穂子(早稲田大学大学院 文学研究科)
文化人類学の対面的コミュニケーション研究における映像の利用
2.講演
孝寿聡(博物館映像学研究所)
映像人類学の課題
―記録性をどう考えるか
第1回研究集会
日時:1999年7月3日(土)14:00~17:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス 第二会議室
1.研究発表
砂井紫里(早稲田大学大学院 文学研究科)
中国回教の食文化研究におけるフィールド・ワーク体験
2.講演
土田滋(元東京大学)
フィールド・ワークから学ぶ
―言語調査の体験から